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今年もいよいよ終わりに近づいてきましたね。

これまでのブログ更新の頻度の低さを反省して、
年末、慌ただしく、更新しています。

さて、これまで何回か当ブログでも触れてきた
「弁護士過疎・司法過疎」の問題ですが、
ついに、裁判所の支部単位でのゼロワン地域が解消されました



まだまだ、弁護士が不足している地域はありますが、
日弁連及びそこに所属する弁護士としての最低限の目標は達成したと思ってはおります。

今後は、さらに弁護士を市民に近い場所にすべく、
色々と頑張っていきたいと思っています。

以下は、日弁連会長声明です。
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/111219.html



本年12月18日、旭川弁護士会に新たに弁護士が1名登録し、「流氷の町ひまわり基金法律事務所」(旭川地方裁判所紋別支部管内・北海道紋別市)を開所したことをもって、地方裁判所支部単位での「弁護士ゼロワン地域」が解消された。


当連合会は、1996年(平成8年)の定期総会で採択された「名古屋宣言」において、弁護士過疎・偏在を解消するために全力を挙げて取り組む決意であることを内外に明らかにした。


そして、1999年(平成11年)に、全会員から特別会費を徴収して「日弁連ひまわり基金」を設置し、2000年(平成12年)の島根県浜田市を皮切りとする、全国各地の延べ109か所への「ひまわり基金法律事務所」の設立により、弁護士の常駐を支援することを通じて、司法サービスを提供してきた。


また、2006年(平成18年)に設立された日本司法支援センター(法テラス)の司法過疎対応地域事務所に配属される常勤スタッフ弁護士の確保、養成及び支援においても、当連合会は重要な役割を担ってきた。


さらに、2007年(平成19年)には、「弁護士偏在解消のための経済的支援」制度を設け、弁護士偏在地域において独立開業する弁護士を支援すると共に、過疎・偏在地域に赴任する弁護士を養成するための拠点事務所の設置等にも取り組んできた。これらの取組のために、本日までに当連合会が投じた金額は、約16億円余に及んでいる。


こうした弁護士過疎・偏在対策により、1996年(平成8年)当時、全国に78か所存在した「弁護士ゼロワン地域」が解消された。


全国各地の会員、弁護士会及び弁護士会連合会と共に、弁護士過疎・偏在地域の解消に取り組んだ結果、この日を迎えることとなり、当連合会としても大変意義深いことである。


他方、状況によっては、今後も「弁護士ゼロワン地域」は再度発生する可能性があり、引き続き努力が求められている。


弁護士過疎のみならず、広く司法過疎を解消するためには、裁判官及び検察官の増員・常駐、裁判所及び検察庁支部の機能の強化や法律扶助予算の増額等、「国民の裁判を受ける権利」の実質的な保障という、国の責務に基づく司法基盤の整備が強く求められる。


当連合会は、国のみならず、地方自治体や関係公的機関との連携・協力を深める等して、全国各地の司法アクセスを容易にし、あまねく「法の支配」を行き渡らせるために、引き続き弁護士過疎・偏在地域の解消に全力を挙げて取り組む決意を改めて表明するものである。


2011年(平成23年)12月19日

日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児







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2011.12.21 Wed l 弁護士過疎 l コメント (0) トラックバック (0) l top
かながわパブリック法律事務所・開所式


4月21日(金)午後6時~ 横浜中華街のローズホテルにて、

かながわパブリック法律事務所に所属していた
岡本弁護士の鴨川ひまわり基金法律事務所就任への壮行会 及び

むつひまわり基金法律事務所にて勤務していた中山弁護士の慰労会
(中山弁護士は、かながわパブリック法律事務所の社員弁護士としてすでに稼働しています)
が行われました。

式には、弁護士会の会長・副会長を始め、当会から60人ほどの弁護士が参加し、
大変、盛りあがった会になりました。

かながわパブリック法律事務所(以下、「かなパブ」)と言います)の設立目的の一つに、
司法過疎地域に赴任する新人弁護士を育てて送り出すという目的がありますが、
岡本弁護士は、その目的を受けて養成され、
第一号として、平成23年3月から鴨川に赴任しました。

今後も、岡本弁護士には、かなパブの代表、そして横浜弁護士会の代表として、
千葉県の鴨川地域で頑張ってほしいと思っております。

また、司法過疎地のむつで4年もの期間を過ごした中山弁護士も、
かなパブの設立趣旨に賛同して、4月から社員弁護士として働き始めてくれました。
司法過疎地での経験豊富な中山弁護士の加入は、かなパブにとって、非常に大きいと思います。

現在、弁護士会を囲む状況は大変なものがありますが、
ぜひ、かなパブには、横浜弁護士会の代表としてぜひ頑張っていってほしいと思います。

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2011.04.24 Sun l 弁護士過疎 l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日、千葉県の鴨川市にて、
鴨川ひまわり基金法律事務所の開所式が開催されました。

残念ながら、開所式には他の予定があったので参加できませんでしたが、
かながわパブリックで養成されていた岡本弁護士が初代所長として赴任しました。

かなパブとしては、初の卒業生ということになります。
(かながわパブリックについては、こちらのHPを参照してください。
http://www.kanapub-law.com/
私の同期の石川さん、北條さんらが中心となって活躍しています。)

私も、支援委員として、岡本さんの最初の面接から立ち会っていますので、
非常に思い入れが深いです。

鴨川の地で一人でやることになると、最初は、色々迷うことがあると思いますが、
持ち前のガッツで乗り切って、大きくなって、また、かなパブに帰ってきてください。

遠くから応援しています。頑張ってください。

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2011.03.02 Wed l 弁護士過疎 l コメント (0) トラックバック (0) l top
10の提案

先日、横浜弁護士会から、神奈川の司法10の提案 2010
 ~ 神奈川から始める司法改革 ~
というものが配布されてきました。

10の提案はというと
① 裁判官・検察官を大幅に増員しよう!
② 相模原支部で合議事件を取り扱えるようにしよう!
③ 裁判員裁判を川崎支部でも実施しよう!
④ 川崎市内に拘置支所を設置しよう!
⑤ 少年鑑別所を増設しよう!
⑥ 労働審判を支部でも取り扱えるようにしよう!
⑦ 裁判所の配置・管轄を見直そう!
⑧ 簡易裁判所に家庭裁判所出張所を併設しよう!
⑨ 利用しやすい庁舎にしよう!
⑩ 弁護士へのアクセスを容易にしよう!
というものです。

一つ一つ理由が書いてあり、非常に説得的です。
(横浜弁護士会が出している配布物について褒めるのは、自画自賛的響きもあっておかしな気もしますが・・・)

私個人が、特に素晴らしいと思ったのは⑦管轄を見直そうです。
 藤沢支部・湘南支部というものがもし出来たとすれば、県民にとって非常に有用だと考えます。 
また、個人的に、川崎支部にて仕事している身からすると、
川北部に簡裁を設置すべきだという意見も非常に頷けます。

こうした提案を受けて、裁判所がどう動いていくのか、見守っていきたいと思います。

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2011.02.24 Thu l 弁護士過疎 l コメント (0) トラックバック (0) l top
出張などが続いていて疲れたのか、
体調不良のため、ちょっと休んでいました。
無理は禁物ですね・・・

さて、今日も前回の続きです。
もう少しおつきあいくださいね。

前回は、法テラスに対して、弁護士側からの批判があるという話をしました。
今回は、その批判が当たっているかどうか、検証していきたいと想います。

まず、①法テラスが国の機関であることから、
スタッフ弁護士は、いざというときに、国家に対立できるのか、
という批判についてですが、
そうしたことがないことは、これまで各地に赴任したスタッフ弁護士が証明しています。

スタッフ弁護士は、若い弁護士がいくことが多いのですが、
彼らは、通常の弁護士の数倍の刑事事件をやっているので、
刑事弁護のスペシャリストとして、
むしろ、そこらの5年~10年目の弁護士よりも、刑事弁護に関しては詳しいと思います。
そして、本当に、頭の下がるような刑事弁護活動を行っているスタッフ弁護士が多いです。
むしろ、刑事弁護をしっかりやりたいから、スタッフ弁護士になりたい、
そういう風にいってスタッフを志願する人が多い気がします。
したがって、①はまったくの杞憂だと想います。

また、②これまで弁護士会がやってこなかった国選事件や民事法律扶助事件などを受任する、
というのは、けしからん、という点ですが、
確かに、これまでも弁護士は、国選事件や民事法律扶助事件を行ってきました。

しかし、現実には、少額事件や困難事件(DV事件等)等の司法過疎分野では、
いまだ弁護士がその職責を充分には果たしているとは言えないというのが現状だと思います。
(この分野に関して非常に熱意を捧げている先生も多数知っていますが、
全体的にみた場合に、ニーズに応えているとは言えないと想います)

これらの事件についても本来は弁護士が担当すべき事件ですから、
このような現状が続けば弁護士に対する市民の信頼は失われてしまうでしょう。

少なくとも、市民からは、弁護士がそうした職責を果たし切れていない、
という目で見られていることは、反省すべき事態だと思います。

また、裁判員裁判が始まりましたが、
なかなか弁護士会の中でもやりたがらない人が多いというのが現状です。
(裁判員制度の問題点については、また別の機会に述べたいと思います)

そうした観点から、やはり不採算事件をやろうとする弁護士は不足している、
という認識に立つべきだと思います。

最後に、③経済的な面(法テラスによる民業圧迫)についてですが、
確かに、若手の経済的な困窮さというのは、かなり問題だと思っています。

しかし、若手の経済的困難さというのは、法テラスが出来たせいというよりは、むしろ、
あまり業務の拡張を行わずに、弁護士を増員させてきたという日弁連のやり方にあるのであって、
それを法テラスのせいにするというのは、誤りだと思います。

また、実際には、他の弁護士会からの報告によれば、
各地で続出している高齢者・障害者の消費者被害事件や生活保護受給申請の同行など、
これまで弁護士が十分には対応しきれなかった分野の法的需要を、
スタッフ弁護士が掘り起こしているケースもあるとのことです。
その結果、スタッフ弁護士が配置された地域においては、
一般の弁護士の仕事が減るのではなく、むしろ新たな法的需要が増えている、
というような報告もなされているようです。

以上のように法テラス・スタッフ弁護士に対する批判というのは、
いずれもあたらないのではないか、と考えています。

何よりも、法テラスの理念というのは素晴らしいものであり
(これは誰も文句のつけようのないものだと思います)
それに対して、積極的に関わっていきたいという強い志をもったスタッフ弁護士を、
私としては、強く応援していきたいと思っています。


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2011.02.02 Wed l 弁護士過疎 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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