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長谷山です。
珍しく、まじめに法律問題について検討します。


朝日新聞の5月22日付の社説

「強制起訴制度―導入の原点に立ち返る」に対して、違和感を覚えています。

(詳しい記事は、http://www.asahi.com/paper/editorial20120522.html#Edit2 をご覧ください)

確かに、民意の反映という観点から、
検察審査会という制度自体をなくしてしまうことは望ましいとは思いません。

もっとも、検察審査会のあり方については、より謙抑的であるべきと考えています。

この社説でも、起訴される側の負担にも配慮すべき、という文言はありますが、

実際には、今の日本では起訴されると、それだけで、

「被告人」というありがたくない名称をつけられてしまい、

仮に、無罪となったとしても、なんとなく証拠が不十分で有罪とは認められなかっただけで、

グレーな印象を持たれ続けることになります。

また、有罪の恐怖と戦いながら、

法廷で戦っていくというのも、心身ともに非常に厳しいものがあります。


個人的に、小沢さんの件については私は詳しくは知りませんし、

それを判断すべき資格もありませんが、

小沢さんがけしからん 
→ 検察が権力に負けて起訴しないのではないか?
→ だからこそ、多少無理筋であっても、
 公判廷で白黒つけるべく検察審査会が動くべきである、

というような流れになっていたのだとしたら、とんでもないことだと思っています。



現在、私は、無罪を争う否認事件を1件だけ持っていますが、

その事件でも、被告人の負担は非常に大きいものがあります。

その事件は、検察審査会とは関係のない事件ですが、

安易に裁判所で真実を明らかにしよう、というような姿勢で、起訴がなされるようになると、

被告人の負担は大変なことになる


ということを、一人の弁護士として主張していきたいと思います。

ちょっと興奮してしまいましたので、この辺で。

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武蔵小杉あおば法律事務所 弁護士 長谷山 尚城
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2012.05.24 Thu l 仕事 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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