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このたびの東北関東大震災により被害を受けられた被災地の皆様に、
心からお見舞い申し上げます。

とりあえず、法律家として、今、出来ることを考えたときに、
災害時に問題になりそうなケースを、本ブログに紹介していくのが良いのではないか、と考えました。
(問題や解答などは、昨日紹介した災害時の法律相談ハンドブックなどを参照に、
一部、私の考えなどを書き加えております)

第一弾として、
震災によりブロック塀が壊れて、隣家を壊してしまった場合、
隣人に修理費用を支払わなければならないのか、という問題をとりあげます。

今は、まず復興が大事ですが、少し落ち着いてくると
こうした近隣紛争は数多く出てくるのではないか、と思います。

こうしたケースにおいて、一般的に、
その地震が震度5以下であれば修理費を支払わなければならず、
震度6以上であれば不可抗力によるものとして支払いを免れられる
と言われています。

昭和53年6月に発生した宮城県沖地震に関する仙台地判S56.5.8は、
地震によりブロック塀が倒壊し通行人が死亡した事故に関して、

「本件ブロック塀の安全性を考えるについても、仙台市近郊において
過去に発生した地震のうちの最大級のものに耐えられるか否かを基準にすれば足りる」
とし、
「ブロック塀が、築造された当時、通常発生することが予測可能な震度5の
地震動に耐えうる安全性を有していたか」を基準とした上で、

結論として、ブロック塀の所有者の損害賠償責任を否定しています。

もっとも、震度6以上の場合であっても、
明らかに建物の安全性に問題があって被害が拡大した場合などについては、
損害賠償が認められることはありますので、ご注意ください。

なお、近時の状況をみると、
震度6以上の地震も頻繁に起こっていることから、
これからは、震度6であっても支払わなければならないケースが多くなるかもしれません。



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武蔵小杉あおば法律事務所 弁護士 長谷山 尚城
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2011.03.17 Thu l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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